⑧FX初心者が多通貨のチャートみるべき理由

FX初心者にとって大事な

チャートを比較する理由

について紹介していきたいと思います。

FXを始めたばかりの初心者や入門者は、つい自分が取引している1ペアの通貨の値動き
追ってしまいがちですが、他の通貨ペアの値動きと比較する事がFXのトレードの精度を上げることになります。

 

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【なぜチャートを比較しなければいけないのか?】

FX初心者の方の多くは自分が取引する通貨ばかりに目をやってしまい
「他の通貨ペアの動きを見ていない」と言う取引を行っている方が沢山いらっしゃいます。

理由としては
「チャートを表示するパソコン画面が1つしかない」
と言う取引設備が十分でない事も考えられますが
「取引をする予定をしている通貨以外の他の通貨ペアの
動きを見ても余り意味が無い。そもそもよく分からない。」
と考えている人が多い事も上げられます。

プロのFXトレーダーが、取引を予定している通貨ペア以外の
通貨ペアのチャートも
比較しながらFX取引を行う最大の理由は
相場全体の流れを読みやすくなるからです。
例えば、トレーダーにもよりますが、
アメリカドル/円の通貨ペアにて取引をしている
プロトレーダーは、ユーロ/ドルの通貨ペアの
動きも見ていますし、オーストラリア/ドル
ユーロ/スイスフランと言う通貨ペアの動きまで見ています。
各国の通貨ペアの動きを見ることにより
取引をする予定であるアメリカドル/円
動き方を探る目安として使っているのです。

では実際にどのようにチャートを比較して
相場を見ているのでしょう。

 

次にチャートを比較してFX相場を追いかけている例を紹介します。

 

 

 

 

【比較したチャートの例 】

ここでは実際にチャートを比較する例を紹介していきたいと思います。
まずは、下のチャートをご覧ください。

ドル円とポンド円のチャートを並べて比較材料を見つけようとしている
上のチャートはアメリカドル/円(USD/JPY)の動きを
下のチャートはイギリスポンド/円(GBP/JPY)の値動きを
示しているのですが、2つのチャートを時間に合わせて上下に並べたものが
非常に似た動きをしている事が分かります。
ここまでなら誰でも気が付く事なのですが、
このチャートからもう1つ大事な事を見る事ができます。
それは、通貨円に対する動きです
今回の2つの通貨ペアは、
どちらも日本の円に絡んだ通貨ペアになります。
比較した違いは「アメリカドルイギリスポンド」と言う事になります。
そして、更に比較していきましょう。
もう1度チャートに今度は値動きについて
注目しながら見ていってください。
ドル円とポンド円のチャートを並べて比較材料を見つけようとしている

全体的に同じような値動きをしていますね?
これがグループです。
では、次に細かい値動きについても観察をしていってください。

 

このチャート上で違う箇所を見つける事ができたでしょうか?
「あれ?アメリカドル/円(USD/JPY)のチャートでは上昇しているのに
イギリスポンド/円(GBP/JPY)のチャートでは下降している」または
アメリカドル/円(USD/JPY)では下降しているのに
イギリスポンド/円(GBP/JPY)では上昇している」などのポイントが分かりますでしょうか?

 

これがどう言う事を意味しているのかと言うと
例えば「アメリカドル/円は下降しているのに
ポンド/円は上昇している」とすると
他の通貨全体でのバランスで考えた時に
円は全体としては価値は変化がないのに
アメリカドルの価値が下がって(弱い)
ポンドの価値が上がっている(強い)
という可能性を示唆しているのです。

 

もちろん、「イギリスポンド/アメリカドル(GBP/USD)
値動きを見れば良いじゃないの?」と
お考えの方もいらっしゃるとは思いますが、
大事な事は「円の通貨価値自体は余り大きく
変動が無い状態を見つける事」にもあります
 

 

このような状態が起きている場合には、
円は相場から意識されておらず、
注目が集まっているのは、アメリカドルもしくは
イギリスポンドと言う事が想定できます。

 

もしも、「アメリカドルの価値が下がった」と言う事が、
2つの通貨ペアを比較した結果だったとしたら、
アメリカ発信の何か悪いニュースが出ていると
簡単に想像する事ができ、その想定があるからこそ
次に自分が取るべき行動へのシフトが非常に早くする事ができ
もちろん決断速度の短縮にも繋がるのです。【チャートを比較する事で全体的な相場の流れを掴む】


上の「比較したチャートの例」で紹介したような事を
常に念頭に置きながらチャートを7通貨~10通貨と並べて見ておくと
実はもっと凄い事にも気が付く事ができる事もあります。

 

例えば全て日本円のグループに所属している通貨ペアのチャートを
画面上に表示しながら比較していると
突然ポンド円のチャートだけが一気に100pips(1円)もの値下がりがありました。
その時、重要な経済指標が発表されるような予定は無かったのに
凄い勢いで一気に売られたような動きでした。

 

こう言った場合にあなたなら何を想定しますか?

 

この辺りまで来てしまうと、ほとんど経験の領域になってくるのですが
他の通貨が全く反応を見せていないのポンドドルだけが一気に動いた
現象から想定されるのは、恐らくはイギリス国内の人は素早く知る事ができて
他国の人が知るまでに時間が掛かる事。

 

更には、イギリスの通貨ポンドが売られている事を考えると
イギリスにとって悪材料の可能性が高い。

 

実はこう言う動きを見せる場合
イギリスに天災が起きた可能性を直ぐに考えるべきです。
特にこのような動きは、ジワジワでは無く一気に動いた事から
不謹慎な事では有りますが、地震による天災と言うケースが比較的に多いです。
 
もちろん日本も地震大国でありますから日本でも同様のケースも存在します。

 

このように様々な通貨ペアに目をやりながらの取引は、
初心者にとって想像力や状況判断を手助けする事にも繋がるので、
スキルアップのために1度お試し頂きたい事になります。