⑨FX初心者が絶対に知っておかなくてはいけない「大量買い」と「大量売り」

ル円には80円ちょうどに大口からの売り注文が観測され

ストップを断続的に巻き込み現在は1ドル79.6円まで下落。」

このような記事やニュースを今までに見たことがありますでしょうか?
FX初心者や入門者の方には分かりにくい表現になりますね。
今回はこのような記事について解説・説明をしていきたいと思います。

 

 

 

 

【大口の取引は一体なぜおきるの? 】

大口の買いや売りと言うのは、大量の買いや売り注文が入った事を意味しています。

例えば、FX会社と言うのは顧客の売買のデータを保有していますが
そのデータに基づき買い注文が有利な状況であったにも関わらず
実際の相場の値動きでは売り方向へと傾いていったとします。

すると、個人投資家の取引によって相場が動いたのではなく
世界中の誰かが大量の売り注文を入れた可能性が高いということになります。

また、大口の買い注文や売り注文を出しているのかは誰か?
については、残念ながら一般の投資家では強靭な情報網を
持っていない限り残念ながら知る事は不可能です。

しかし、このような値動きがなぜおこっているのかを理解することで
個人投資家としてのトレードに役立つこともあります。

 

 

 

 

【ストップロスを巻き込むような大口の買い 】

まず、大口の買いや売り注文が入った場合に原因として考えられることは二つあります。
そしてその二つのどちらが相場に影響を及ぼしたのかによって大きく異なってきます。

想定できる2種類のタイプとは次の2種類になります。

 

①大口による売買が実需によって行われた(行われる予定)ものである

②大口による売買は投機筋によって行われた(行われる予定)ものである

 

①の大口による売買が実需によるものだった場合には
輸入や輸出企業などを代表とする、商売上で必要な外貨を
調達する動きの可能性が高くなります。

このような大口の取引が行われた場合には
その為替売買によって調達された通貨は使用する必要がある為に
つまりは「売ったまま」または「買ったまま」となり
FX取引のように利益確定の逆売買などが行われる事が無くなります。

もしも、その持ち込まれた売買注文の結果で相場が動いてしまった場合には
大口の意図した値動きでは無く
「必要な資金が大金だったために相場が動いてしまった」
と考える事になります。

 

 

次に、②の例の場合は、投機筋による大口の注文です。

投機筋と言うのはヘッジファンドを代表する投資による
為替差益を目的とした売買となります。

つまりFX取引と同じように
そこで売買された資金は
「その取引が新規取引ならば反対売買による利益確定が必要」
という事を想定する事ができます(一時的な売買だった可能性)。

更には、投機筋は相場を動かす事を意図した売買を行っているために
ストップが控えているような箇所で積極的に行われる傾向が強くなります。

先に紹介した「ドル円には80円ちょうどに大口からの売り注文が観測され
ストップを断続的に巻き込み現在は1ドル79.6円まで下落。」
と言うニュースが出た場合には、最初のキッカケは何であれ

結果としてストップを連続で巻いた事を考えると
「投機筋の注文が入っている」と考える事が吉となります。

更に80円で売りが入った事もポイントになります。
それは、80円や90円、さらに100円と言う切りの良い数字と言うのは、
相場の節目と考えられるために切りの良い価格が近くなると
取引量が非常に大きくなり、ストップを刈り取る事で大きな値動きをするからです。

そして、そのような大きな値動きは
為替差益を狙った投資会社にとっての収入源となるため
狙われている場所となります。

最後に
「ドル円には80円ちょうどに大口からの売り注文が観測され
ストップを断続的に巻き込み現在は1ドル79.6円まで下落。」
の記事について考えると、次のような値動きが将来的に想定できます。

80円のストップを断続的に巻いた事から
「キッカケは分からないが少なくとも投機筋による大口の売りも入っている」
と想定できるために、
何処かで利益確定が入る事が想定できる事から
短期反発を狙ったロング(買い)トレードを行う。しかし、「大口の取引が出た」と言うように完全に手の内を明かしてしまっている取引となるので、
「何らかの意図を持って投機筋が手の内を明かしている」と言う可能性もあるので
短期売買以外での取引には注意した取引が行う必要があります。

 

 

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